これをお読みの皆様は、単に実家に残された本の後片付けと同時に多少の経済的なメリットをお考えの方が多いかもしれませんが、ご自身で読まれない本を業者の売却すること自体は、大きな社会的な循環を生み出す貴重な行い(営み)ともいえます。
買い取り専門店に引き取ってもらった本は社会に循環して再利用される
あなたが、本の買取業者に売却した本は、よほどひどい状態のものでない限りは、もう一度、古本屋の書棚に置かれたり、最近では、Web上のどこかの業者で、在庫リストに載ったりして、多くのものは、人目にふれることになります。
重要なのは、本を活用したい人の選択肢が増えること
もちろん、引き取ってもらった本がどこかで取り扱われた場合でも、その中には売れない本があることは事実なのですが、重要なのは、不特定多数の方に再活用される機会に恵まれることもありうるということです。
これによって多くの方の読書や情報やノウハウの取得の選択肢が(古本は比較的安価なこともありますので)、経済的に恵まれない人も含めて、著しく増加し、それが個々人の豊かな人生、しいては、豊かな社会をつくるために大いに貢献しているといえるのではないでしょうか。
もう読まなくなった本を流通させることには大きな社会的な意義がありそうです
上述の通り、もう読まなくなった本でも、あなたがその本を読む前の段階にある人にとっては、有益な情報源かもしれませんし、またとない出会いの場でもあるかもしれません。
特に古本は、通常の書店で売られている値段よりも安く買えることが多いですし、また、通常の販売ルートでは購入できないものも多く扱っていますので、人によっては、あまり、経済的に負担を感じずに、小説を読んだり、コミックを楽しんだり、また、人生にとって、またとない邂逅(貴重な出会い)ともいえる場をももたらすこともあります。
あなたが、いらなくなった本を業者に売却するだけでも、それらが古本屋の書棚やWeb上の購入可能なリストに掲載されますので、他の大勢の方々が、それらの本に触れるチャンスが多くなります。
このように実家で読まなくなった本を買い取り専門店に引き取ってもらうだけで、ある種の社会貢献をしているといえそうですので、このような機会を逃さないようにするのがよさそうですね。