ひと昔前は、現在のような大手チェーン店もなく、お住いの近くの古本屋や首都圏にお住まいの方は神田や早稲田等の古本屋街のようなところで、本を買い取っていただくやり方が一般的でした。
現在は、インターネットの普及により、Web上の広告から業者を探して、容易に本を売却できるようにもなってきていますが、いったいどのように業者を選べばよいのでしょうか?
宅急便を活用して、手軽に
引っ越しの際等にも、業者から段ボール箱を取り寄せ、荷物を詰め込むことがよくありますが、これと同様に、最近では、本の売却の際にも、業者に段ボール箱を無料で送ってもらい、それにもう読まなくなった本を詰め込み、宅急便で本の買い取り専門店に郵送し、査定と同時に買い取ってもらえば、簡単に本を買いとってもらうことができるようです。
とりあえず、いらない本を処分さえできればよいという方は、業者によっては、信じられないくらい安いと感じられる値段でしか買い取ってもらえない場合もあるかもしれませんが、一回で、本の売却が完了できますので、これでよさそうです。
ただ、この売却価格に不満をお感じになられる方は、少しでも高く売れるよう知恵をつける必要があります。
実店舗を持たないネット上での業者は、運営コストの面で有利なため、従来の古本屋と較べて、高く買い取ってもらえることもありうるかもしれませんが、本そのもの価値等も考えていただくのがよさそうですので、この点に関しましては、後の項目で改めてご紹介します。
業者の選び方
業者によって、取り扱いの得意分野や取り扱いの範囲が違います。
たとえば、コミックを中心に扱っている業者があったり、学術書を多く扱っている業者があったりします。
このような専門店の場合は、目利きがあるためか、比較的、高価に買い取ってもらえる場合があります。
また、取り扱いのジャンルが、本以外にCD、DVD、フィギュア等多岐にわたる場合もあります。
様々なものを一回で買い取ってもらいたい場合はこのような多くのカテゴリに対応可能な業者を選択する方がよいでしょう。
様々な状況によって、業者の選択が可能になってきている
学者の方、コミック好きの方、音楽が好きな方等で、おそらく選択すべき業者が違ってきそうです。
分野を特化した業者の方が、その分野での有意義な本の価値がわかりますので、高く売れる可能性があることは確かです。
また、買い取りを一回で済ませたい場合は、買い取り価格はさほどでもないかもしれませんが、取り扱いジャンルの多い業者を選べば、少ない回数で本の売却を完了することができます。
このようにお手持ちの本やCD等売却をご希望される媒体の種類によって、また、よりよい買取価格を希望されるか、あまり手間をかけたくないかによっても、様々な選択肢がありそうです。