本についた嫌な臭い、タバコ、カビ臭などがありませんか。
その状態で買取に出しても、まず値段がつくことはないでしょう。
店側としても、陳列に困りますしそんな本が本屋さんに並んでいたら
買いたいと思うでしょうか。
思いませんよね。
古本屋さんに出すことも立派なリサイクルです。
次の利用者のことを考えた本を売っていきたいものです。
そんな、本についた臭いの取り方を紹介します。
本についたタバコ臭を除去する
タバコの臭いをとる方法は、どのご家庭でも用意していただける
新聞紙です。
まず新聞紙を消臭したい本よりも大きくカットします。
これを本のページに挟みこんでいきます。
全ページだと大変なので、10ページ毎などの感覚で挟み込んでいきます。
挟み込んだら、本全体を新聞紙で包みます。
早ければ3日目から効果を実感でき、本のシミ等の対策にも役立ちます。
本についたカビ臭を除去する
カビは除去できても、臭いが残っていることがあります。
臭いが残っているということは、まだ解決には至りません。
やり方は、ビニール袋にほんと一緒に粉末の重曹を少し入れます。
そして、しばらくそのままにしておいてください。
臭いの強弱によって違いますが、たいていは3日間くらいあれば
消臭の効果が望めるでしょう。
また、重曹の代用品として、コーヒーのカスも使えます。
また、本だけではなく、冷蔵庫やクローゼットなど幅広く活用できます。
作り方は簡単です。
ペーパードリップのコーヒーカスを洗濯ばさみで吊るし干して
しっかりと乾かします。
乾いたなら、不要な空き箱にいれます。
紙でできたものがよいでしょう。
それに入れた後、空き箱に穴を開けて消臭したい場所に入れれば終わりです。
コーヒーには活性炭のような効果があるので
消臭には便利です。
期間としては約1か月を目安にしてください。
持って行く前にもう一度本の点検に合わせて、臭いも確認してみることをおすすめします。