本の側面の紙の部分の日焼けはどうすればいいのでしょうか。
紙ですし、濡らすわけにはいきません。
長年かけてできたものなので、ちょっとこすっただけでは
とれそうにもありません。
傷を無理やりとって傷をつけるのもいけません。
このまま売ってしまうと、買取も値段が低くなったり
買取をしてくれない場合もあります。
そこで、本の側面の日焼けをとる方法をみていきます。
紙やすりで磨いて取る
そういった日焼けは、紙やすりを使って磨くと取れるのです。
紙やすりにもいろいろ種類がありますが
目の細かいものの方が本を傷めなくて済みます。
粗さによって数字も異なりますので
300番台くらいを目安に使います。
ホームセンタなどで相談してみるといいでしょう。
紙やすりは何かに巻き付けてこすることによって
やりやすくなるので、適度な大きさのものを
選び、本の側面にサイズが合う板などに巻き付けると良いです。
行う時は、手前から奥にかけてやすりを動かし
カバーを誤って傷つけてしまわないように
外してから削ります。
その後には、細かい削った後のカスが出るかもしれませんので
柔らかい布などで拭き取っておきます。
ただし、重度な日焼けには効果がない可能性もありますし
必要以上に力を加えたために
傷をつけてしまうかもしれません。
始めは捨ててもかまわないような本でどの程度
調整すればいいか試してみましょう。
そして、新しく買った本も将来売ってしまうことを
今から考えているのならば、保管の方法にも気を付けていきましょう。
日向の日差しが強い場所にばかり置いておくと、日焼けを早めてしまいますので
日陰の湿気がない所を選んで、本棚にきれいに並べ保管するようにしてください。
買取の際にカバーと同じく見られるのが本の側面ですので、なるべくきれいにして持ち込みをしたいものです。